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アジアの片隅より…Second

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愚者のブログ

子育て支援に思う事・・・其の1

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 少子化対策について語る小泉進次郎議員 此方から寸借



  先月の24日、安倍晋三首相は、自民党本部で記者会見し、新たな「3本の矢」の政策で全ての人が活躍できる「1億総活躍社会」を目指すと表明しました。


 新3本の矢は、①希望を生み出す強い経済、②夢を紡ぐ子育て支援、③安心につながる社会保障で、「介護離職ゼロ」のほか、出産を望む女性のみを対象に算出する希望出生率を1.8まで引き上げる目標などを打ち出しました。



 此れに対して、内閣府の小泉進次郎政務官は5日の講演で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の少子化対策について、「私の考えとは違う」と異論をとなえました。


 日テレ NEWS 24 ・・・詳細記事は此方をクリック




 私も、小泉進次郎氏の考え方に、概ね賛成です。


 政府が提唱する「子育て支援対策」では、功を奏さないと考えますし、これまで行われた対策は、若干の伸びは在るものの、実感できる程の効果を得る事は出来ませんでした。



 9月27日のブログ記事で、『10年・50年・100年先の日本の将来を見据えた政策を展開して行き、1・8から2・0へ、最終的には、合計特殊出生率を1950年代の3・0程度まで引き上げる事に由って、人口を増加させ、移民や出稼ぎ労働者ばかりに頼ろうとせず、様々な諸問題を解決して行くべきだと考えて居ります。』と、申しましたが、国が国として成り立つ為には、最も基本に置くべき事で在り、最重要課題で在ると考えます。



 太宰治の代表作「斜陽」の中に、「この世の中に、戦争だの平和だの貿易だの組合だの政治だのがあるのは、なんのためだか、このごろ私にもわかって来ました。あなたは、ご存じないでしょう。だから、いつまでも不幸なのですわ。それはね、教えてあげますわ、女がよい子を生むためです。」と、在りますが、真に、その通りだと思います。



 合計特殊出生率とは、人口統計上の指標で、一人の女性が一生に産む子供の平均数を示し、この指標によって、異なる時代、異なる集団間の出生による人口の自然増減を比較・評価する事が出来ます。



 戦後のベビーブームの1947年には、合計特殊出生率は、4.54で出生数は、2,678,792人でした。


 一方、合計特殊出生率が最も低かった、2005年には、合計特殊出生率は、1.26で出生数は、1,062,530人でしたが、2013年には、合計特殊出生率は、1.43で出生数は、1,029,816人で、合計特殊出生率は若干上がってはいるものの、出生数は減少しているのでした。



 単純に考えて、結婚した夫婦が、子供を2人もうければ、その夫婦に限って言えば、人口は現状維持に成ります。


 しかし、結婚しても子供を授からない夫婦や、結婚しても子供を作らない夫婦が在りますし、結婚しない人の割合も多いので、子供を2人産んだのでは人口は減少して行きます。




 

「このままでは日本は滅んで仕舞う」





 私は、本当に、危惧して居ります。





 学生時代に、夜学の柔道整復師の専門学校へ通って資格を取得し、本業の傍らで、知り合いの接骨医院等で柔道整復師として従事して居りましたし、平成19年から、事故で足が不自由になる4年前まで、接骨医院を開業して居りました。


 大阪で証券関係の会社に勤めて居りました頃、不妊症で悩む知人夫婦から相談を受けて、脊椎や骨盤の矯正をして血行の改善を図った処、程無く妊娠・出産をされました。


 それ以後、経験や研究を重ねて行く中で、確立したのが、「妊娠し易い身体造り・子授け整体」でした。


 しかし、「子授け整体」とは申しましても、脊椎や骨盤の矯正をして血行の改善を図る施術も致しますが、大半は、日常生活の過ごし方や食生活・性生活についてのアドバイス、それだけなら未だしも、気功術の呼吸法や風水上の方位や、仏壇を買い備え墓参りをして先祖供養をする等、かなり怪しげな指導や行いを求めますので、疑念を抱かれる事ばかりですし、接骨医院を廃業してからは、医療行為に抵触しては為りませんので、施術は行わず、「子授け整体の指導」のみをさせて戴いて居ります。


 それに、指導をさせて戴いても、首尾よく妊娠・出産に至れる方は半数程で、大きな期待を抱いて尋ねて来られる方を失望させて仕舞う事が多く、安易に依頼を受けない様にして居ります。


 それでも、依頼された御夫婦が、妊娠・出産をされました時は、自分が子供を授かった様な喜びを感じますし、人から変人扱いされながらも、こうした活動を続けて来た甲斐が有ったと、しみじみ感じるのでした。



 こうした私の活動など、精々、年に十人足らずの子供を世に生み出す程度ですし、若しかしたら、私が関わらずとも、自然に産まれていたかも知れませんので、微力ながらも少子高齢化に貢献して居るとも言えません。




 世の中を大きく変える力は、「民意」ですが、それを行うのは政治であり行政です。



 明治時代初期(1870年頃)、日本の人口は、約3千500万人でしたが、終戦の年である昭和20年(1945年)には、約7千200万人で、ほぼ倍増して居ます。


 これは、明治政府が行った、富国強兵政策の賜物であり、戦前の政府が行って居た事は全て「悪」とする考え方の方が在りますが、見習うべき処は多いと思います。


 しかし、逆に言えば、国の最重要課題として掲げ、国力を掛けても、人口が倍増する為には、75年を要したとも言えます。


 農作物の生産量を上げるのとは訳が違います。


 単純に、人が産まれてから結婚年齢に達するのを25年として一代とすると、三代を要する訳です。


 強い意志と支持を得ない、5年、10年の目先の計画や、その場凌ぎの対策では、到底、人口の増加など叶うとは思えません。



 小泉進次郎氏が、何ら現実的な具体案を持たない「アベノミクス」の少子化対策について、異論を唱えたのも、御尤もだと思いました。



 今日は、料理請負人としての仕事は休みで、午前中、「子授け整体の指導」をさせて戴いて居ります御夫婦の家へ出向き、指導をさせて戴きました。


 先月まで、二組の御夫婦の指導をさせて戴いて居りましたが、目出度く妊娠されまして、本来なら、無事に出産するまで指導するべきなのですが、不測の事態に成った時、責任を問われても責任が持てませんので、妊娠が確定した時点で、産科の主治医に委ねる事にして居ります。


 今、「子授け整体の指導」をさせて戴いて居ります御夫婦は、指導を始めてから2ヶ月目に入ったばかりですが、以前、私が、「子授け整体の指導」をさせて戴いて居りまして、首尾良く出産された御夫婦から紹介された方で、「自分達も…」との思いが強く、話を伺って居りますと、期待の大きさが伝わって来て、流石の私も胸が痛くなる程です。



 期待にこたえられるか否かは、「神のみぞ知る」としか申せませんが、いつもの事ですが、どの御夫婦にも、望みが叶って子供が授かる様にと願って止みません。


今日の名言・金言
・・・
「失敗しても怒られても、仕事に一生懸命な人が好きです…堀北 真希・ ・ ・ アジアの片隅より




おきてがみ


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by ajianokatasumiyor | 2015-10-06 20:17 | 子授け整体

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